外部データ参照 Webhook を使ってセールスフォースのオブジェクトデータを利用する
2021-05-13
2021-07-01
概要
このサンプルでは、外部データ参照 Webhook を使って、セールスフォースの標準オブジェクト Account(取引先)のデータを利用する方法を説明します。
用意するもの
- SPALOボット:任意のボット
- APIアプリ:NodeJs
- 公開サーバ:Google Cloud Functions
- SPALO-Webhook:外部データ参照
- Salesforce(SFDC)
アプリの設定
最下部にあるダウンロードからサンプルをダウンロードしておきます。
サンプルにある .env ファイルを開きます。
SPALO_WEBHOOK_KEY="spalo-webhook-key"
SPALO_CLIENT_SECRET="your-spalo-secret"
CONSUMER_KEY="your-sfdc-cunsumer-key"
CONSUMER_SECRET="your-sfdc-consumer-secret"
CLIENT_USERNAME="your-sfdc-client-username"
PASSWORD="your-sfdc-password"
SECURITY_TOKEN="your-sfdc-security-token"
SPALO_* の項目にSPALO Webhookの情報を入力します。
それ以外の項目 はセールスフォースの情報を入力します。
デプロイ
下記のコマンドで、サンプルを Google Cloud Functions にデプロイします。デプロイ後にURLが発行されますのでコピーしておきます。
gcloud beta functions deploy exampleSfdcWebhookRefer --region asia-northeast2 --memory=128MB --source ./example-1638/. --trigger-http --runtime nodejs10
※Google Cloud Functions を利用するには Google Cloud Platform への登録・契約が必要です。
※上記コマンドを実行するには実行する環境に Google Cloud SDK のインストールが必要です。
Webhook URLの登録
SPALO メーカーの「外部サービス連携」から、先ほどのデプロイで発行された Webhook URL を登録します。登録すると WebhookCode が発行されるのでメモしておきます。
SPALOボットの作成
SPALOメーカーで任意のボットを作成し、「外部データ参照」のシナリオを追加します。「WebhookCode」には先ほど登録したWebhookCodeを選択します。
完成
SPALOアシスタントで、作成したボットの動作を確認します。
先ほどのシナリオでセールスフォースの Account(取引先)の情報一覧が出てくる事を確認します。
外部データ参照 Webhook の仕様については こちら で確認してください。
不正なアクセスからエンドポイントを保護するには こちら をご覧ください。
ダウンロード
この記事で紹介したサンプルは以下からダウンロードできます。