外部データ参照 Webhook を使ってセールスフォースのオブジェクトデータを利用する

概要

このサンプルでは、外部データ参照 Webhook を使って、セールスフォースの標準オブジェクト Account(取引先)のデータを利用する方法を説明します。

用意するもの

  • SPALOボット:任意のボット
  • APIアプリ:NodeJs
  • 公開サーバ:Google Cloud Functions
  • SPALO-Webhook:外部データ参照
  • Salesforce(SFDC)

アプリの設定

最下部にあるダウンロードからサンプルをダウンロードしておきます。

サンプルにある .env ファイルを開きます。

SPALO_WEBHOOK_KEY="spalo-webhook-key"
SPALO_CLIENT_SECRET="your-spalo-secret"
CONSUMER_KEY="your-sfdc-cunsumer-key"
CONSUMER_SECRET="your-sfdc-consumer-secret"
CLIENT_USERNAME="your-sfdc-client-username"
PASSWORD="your-sfdc-password"
SECURITY_TOKEN="your-sfdc-security-token"


SPALO_* の項目にSPALO Webhookの情報を入力します。
それ以外の項目 はセールスフォースの情報を入力します。

デプロイ

下記のコマンドで、サンプルを Google Cloud Functions にデプロイします。デプロイ後にURLが発行されますのでコピーしておきます。

gcloud beta functions deploy exampleSfdcWebhookRefer --region asia-northeast2 --memory=128MB --source ./example-1638/. --trigger-http --runtime nodejs10

※Google Cloud Functions を利用するには Google Cloud Platform への登録・契約が必要です。

※上記コマンドを実行するには実行する環境に Google Cloud SDK のインストールが必要です。

Webhook URLの登録

SPALO メーカーの「外部サービス連携」から、先ほどのデプロイで発行された Webhook URL を登録します。登録すると WebhookCode が発行されるのでメモしておきます。

SPALOボットの作成

SPALOメーカーで任意のボットを作成し、「外部データ参照」のシナリオを追加します。「WebhookCode」には先ほど登録したWebhookCodeを選択します。

完成

SPALOアシスタントで、作成したボットの動作を確認します。
先ほどのシナリオでセールスフォースの Account(取引先)の情報一覧が出てくる事を確認します。

外部データ参照 Webhook の仕様については こちら で確認してください。
不正なアクセスからエンドポイントを保護するには こちら をご覧ください。

ダウンロード

この記事で紹介したサンプルは以下からダウンロードできます。

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