外部データ参照 Webhook を使ってキントーンのデータを利用する
概要
このサンプルでは、外部データ参照 Webhook からキントーンのユーザーエクスポートAPIを利用してユーザ情報を取得する方法を説明します。
用意するもの
- SPALOボット:任意のボット
- APIアプリ:NodeJs
- 公開サーバ:Google Cloud Functions
- SPALO-Webhook:外部データ参照
- Kintone
アプリの設定
最下部にあるダウンロードからサンプルをダウンロードしておきます。
サンプルにある config.json ファイルを開きます。
{
"SPALO_WEBHOOK_KEY": "your-spalo-webhook-key",
"kintone": {
"subdomain": "your-kintone-subdomain",
"loginName": "your-kintone-loginName",
"loginPassword": "your-kintone-loginPassword"
}
}
SPALO_WEBHOOK_KEY の項目にSPALO Webhookの情報を入力します。
kintone の項目はキントーンの情報を入力します。
デプロイ
下記のコマンドで、サンプルを Google Cloud Functions にデプロイします。デプロイ後にURLが発行されますのでコピーしておきます。
gcloud beta functions deploy example-1668 --region asia-northeast2 --memory=128MB --source ./example-1668/. --trigger-http --runtime nodejs10
※Google Cloud Functions を利用するには Google Cloud Platform への登録・契約が必要です。
※上記コマンドを実行するには実行する環境に Google Cloud SDK のインストールが必要です。
Webhook URLの登録
SPALO メーカーの「外部サービス連携」から、先ほどのデプロイで発行された Webhook URL を登録します。登録すると WebhookCode が発行されるのでメモしておきます。
SPALOボットの作成
SPALOメーカーで任意のボットを作成し、「外部データ参照」のシナリオを追加します。「WebhookCode」には先ほど登録したWebhookCodeを選択します。
完成
SPALOアシスタントで、作成したボットの動作を確認します。
先ほどのシナリオでキントーンのユーザー情報一覧が出てくる事を確認します。
外部データ参照 Webhook の仕様については こちら で確認してください。
不正なアクセスからエンドポイントを保護するには こちら をご覧ください。
キントーンの開発については こちら でご確認ください。
ダウンロード
この記事で紹介したサンプルは以下からダウンロードできます。